創業明治三十九年 仁生堂薬局
生薬 漢方薬 各種取扱

東京薬草散歩

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2015-07-15

第6回 つくば 学園都市に息づく薬草

今回は、つくば研究学園都市で見かけた薬草・薬木をご紹介申し上げます。

つくば駅前。むこうに聳えるはH-IIロケット。背景は筑波山です。

え、東京薬草散歩じゃない??
そうですね。スミマセン^^;
でも、ほら、つくばエクスプレスなら北千住から40分で着いちゃうし。
北千住から弊社(東京都国立市)よりも近いんですよ(汗)。というわけでお許しを~。

7月14日、つくば国際会議場で「薬用植物フォーラム2015」が開かれ、私めも聴講してまいりました。
よく晴れて暑い暑い1日でした。17時にフォーラムが終わって、外に出たらまだまだ暑い!
薬用植物フォーラムの後に、薬用植物を探して歩く。いいでしょ?(笑)
少々暑くとも、雨でなくて散歩には好適でした。風も吹いて体感温度は割といい感じでした^^

さて私事で恐縮ですが、先般、ケータイをiPhone6に致しました。
今回の写真は、いずれもiPhone6で撮ってみたものです。(色味の調整とトリミングはしています)

ヤマモモの大樹(植栽)

歩道に気持ち良い木蔭を提供するヤマモモ。モモ(バラ科)とは縁遠く、ヤマモモ科の暖地性常緑高木です。
生薬名はヨウバイヒ(楊梅皮)。樹皮を用います。タンニン等を含み、収斂・下痢止めなど薬用、また草木染めなどに用います。
果実は甘酸っぱくヤニっぽくて独特の味わいです。
ここのヤマモモは、ずいぶん大きくノビノビ育っていますね。70年代に学園都市が造られたころからの植栽でしょうか…?
常緑樹で、樹形が自ずとまとまることから、公園や街路樹としても割りとなじみです。しかし雌雄異株のヤマモモは、実のならない雄株のほうが修景用途には人気があります。
なぜならば…掃除がラクだから…笑

団地脇に平然とクララ

道路脇で見かけたクララ。マメ科の多年草です。
3年前につくばに来た時に、偶然見かけたので、今回も探したら、10分程の散歩で見つかりました(場所は違うと思います)。

クララというとハイカラっぽい響きですが、本種の場合は、くらくらするほど苦い→くらら草に由来するそうですね。
花はクリーム色から黄緑色の細長い穂で、地味です。花は先月には終わって、果実(豆のサヤ)がなってますね。
根は、生薬名クジン(苦参)、皮膚疾患などの処方に用いられます。
しかし有毒植物です。古くは便所の殺虫にも使われたとの由。くれぐれも専門家の指導を…!!

植込を覆うミツバアケビ

ミツバアケビ。生薬名、モクツウ(木通)。
中野編では、ふつうの5枚葉のアケビを紹介しましたが、ミツバアケビもモクツウの基原植物です。
ミツバアケビのほうが、果実が大きくて紫色が綺麗なので、果物店で秋に時折販売される「アケビ」は、たいていミツバアケビですよ!
がっつり植込のツツジを覆い尽くしてますね~~
学園都市は町の中にも緑がいっぱいです。まあ、そのぶん、マンパワーの問題か、ちょっとした植込の管理は割と行き届いていなくて^^;;薬草探しにはもってこいな感じのトコロもありましたね~~

今回はプチ遠征編でしたが如何でしたか?
急に暑くなってまいりましたね。皆様どうぞご自愛ください!
それでは、また!

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