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2015-12-19
2016-02-22
2016-01-16
中医学では「血虚(けっきょ)」と考え、指先まで栄養を運ぶための血液が不足して、寒さに順応しきれない状態と考えます。
この場合には、指先までしっかり血液をめぐらせて温める当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)という処方を使用します。
漢方の味が苦手な人には婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)がお勧め。黒砂糖味の甘いシロップ漢方で、冷えを改善しながら、月経を整え、美容と健康アップにも役立ちます。
冷えや痺れに加えて、疲れやだるさ、体力低下、足腰の痛みなどが慢性的に取れない場合には「陽虚(ようきょ)」と考えます。根本的なエネルギーの低下です。
この場合には海馬補腎丸(かいまほじんがん)や八味丸(はちみがん)を合わせると、過労と加齢にブレーキをかける、一歩踏み込んだ冷え痺れ対策となります。
足立よみうり新聞 2016年01月15日号掲載
第17話 『冷えとシビれ』
冷えると手足の指先が血の気を失い、蝋のように白くなって痺れ出す。これはレイノー症状というものですが、検査しても異常が無ければ、冷えによる血行障害ということになります。中医学では「血虚(けっきょ)」と考え、指先まで栄養を運ぶための血液が不足して、寒さに順応しきれない状態と考えます。
この場合には、指先までしっかり血液をめぐらせて温める当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)という処方を使用します。
漢方の味が苦手な人には婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)がお勧め。黒砂糖味の甘いシロップ漢方で、冷えを改善しながら、月経を整え、美容と健康アップにも役立ちます。
冷えや痺れに加えて、疲れやだるさ、体力低下、足腰の痛みなどが慢性的に取れない場合には「陽虚(ようきょ)」と考えます。根本的なエネルギーの低下です。
この場合には海馬補腎丸(かいまほじんがん)や八味丸(はちみがん)を合わせると、過労と加齢にブレーキをかける、一歩踏み込んだ冷え痺れ対策となります。
足立よみうり新聞 2016年01月15日号掲載