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2024-08-06
2024-10-24
2024-09-26
加齢、過労、ストレス、長期の体調不良などで体は潤いを消耗して枯渇し、潤い不足になってゆきます。冷却水やオイルが足りないエンジンがオーバーヒートするように、潤いが足りない人の体も、熱を押さえられなくなり、陰虚熱というほてりを生じます。より陰(潤い)を消耗する夕方から夜にかけて、症状は顕著にあらわれます。手足の熱感やほてり、のぼせ、口や目の乾き、動悸や不眠、寝汗、便秘なども陰虚による症状です。腎陰虚は冷湿布やマッサージでは改善できません。
腰は腎の府とされるため、腰のだるさは腎陰虚の特徴と言えます。この、腰のだるさを伴う足のほてりの緩和には、腎陰を補給することが大切になります。杞菊地黄丸、知柏地黄丸、亀鹿二仙膠などが経年消耗し続ける腎陰を補いながらつらい症状をゆっくり緩和してくれる漢方処方なのです。
令和6年9月20日 足立よみうり掲載
第120話 『足腰のだるさ・ほてり』
足腰がだるく、熱くほてり、足の置き場がなく眠れない。これは腎陰虚という症状です。加齢、過労、ストレス、長期の体調不良などで体は潤いを消耗して枯渇し、潤い不足になってゆきます。冷却水やオイルが足りないエンジンがオーバーヒートするように、潤いが足りない人の体も、熱を押さえられなくなり、陰虚熱というほてりを生じます。より陰(潤い)を消耗する夕方から夜にかけて、症状は顕著にあらわれます。手足の熱感やほてり、のぼせ、口や目の乾き、動悸や不眠、寝汗、便秘なども陰虚による症状です。腎陰虚は冷湿布やマッサージでは改善できません。
腰は腎の府とされるため、腰のだるさは腎陰虚の特徴と言えます。この、腰のだるさを伴う足のほてりの緩和には、腎陰を補給することが大切になります。杞菊地黄丸、知柏地黄丸、亀鹿二仙膠などが経年消耗し続ける腎陰を補いながらつらい症状をゆっくり緩和してくれる漢方処方なのです。
令和6年9月20日 足立よみうり掲載