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2022-09-22
2022-11-18
2022-10-25
中医学では目の働きは肝と深く関わっていると考え、肝は目に開竅する(開く)と表現します。血を貯蔵し、その血をバランス良く巡らせる働きを司っている肝、その肝からきれいな血をしっかり受け取ることで目は機能を発揮し、物を見ることが出来るのです。
長時間のデスクワーク、パソコンや携帯画面の閲覧、コンタクトの使用、加齢、過労で血の消耗が進み、ストレスで肝の働きが低下すると、肝は目を十分に養うことが出来なくなり、疲れ目、ドライアイ、かすみ目、充血、更に痛みとして感じるようになります。
「飲む目薬」の異名を持つ杞菊地黄丸、冒頭に記した滋腎明目湯や洗肝明目湯は肝の消耗した血を補い、目に栄養や潤いを送ることで、体の内側から疲れ目やドライアイを改善し、炎症を抑えながら目の痛みを緩和する、まさにIT時代にぴったりな漢方処方なのではないでしょうか。
令和4年9月16日 足立よみうり掲載
第97話 『目の痛み』
疲れ目やドライアイによる目の痛みに効果的な漢方薬があります。滋腎明目湯や洗肝明目湯です。中医学では目の働きは肝と深く関わっていると考え、肝は目に開竅する(開く)と表現します。血を貯蔵し、その血をバランス良く巡らせる働きを司っている肝、その肝からきれいな血をしっかり受け取ることで目は機能を発揮し、物を見ることが出来るのです。
長時間のデスクワーク、パソコンや携帯画面の閲覧、コンタクトの使用、加齢、過労で血の消耗が進み、ストレスで肝の働きが低下すると、肝は目を十分に養うことが出来なくなり、疲れ目、ドライアイ、かすみ目、充血、更に痛みとして感じるようになります。
「飲む目薬」の異名を持つ杞菊地黄丸、冒頭に記した滋腎明目湯や洗肝明目湯は肝の消耗した血を補い、目に栄養や潤いを送ることで、体の内側から疲れ目やドライアイを改善し、炎症を抑えながら目の痛みを緩和する、まさにIT時代にぴったりな漢方処方なのではないでしょうか。
令和4年9月16日 足立よみうり掲載