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2020-07-26
2020-07-26
2020-07-26
辰の刻:7時~9時
胃経に気血が集まる時。消化が盛んになり、栄養を吸収し始めます。朝食には消化が良く、エネルギーに変わりやすい食材を選んでください。
巳の刻:9時~11時
脾系が活発になる時。脾は消化吸収したものの清濁を分けて気血を生み出して巡らせます。肌肉や四肢を司るので、運動には一番効率の良い時間です。集中力も高まり、勉強や仕事もはかどる時間帯です。
親からもらった生命エネルギーである先天の精に対し、食事から体にとり入れ蓄えてゆくエネルギーである後天の精。後天の精にとって大事な脾胃を整えるのは中医治療の基本となります。
胃の張りや胃もたれには香りの良い野菜や果物を。疲れ、むくみ、軟便でしたら脾を補う山芋、鳩麦、大豆などをとり入れてみてください。
暑さ負けには麦味参顆粒や清暑益気湯、湿気負けには藿香正気散がおすすめです。
令和2年6月19日 足立よみうり掲載
第69話 『子午琉注と養生(2)辰の刻~巳の刻』
「子午」は時刻、「琉注」は人体の十二臓腑(経脈)の気血の運行。一日24時間の臓腑気血の運行を表したものが子午琉注です。中医学的な視点でご紹介するシリーズ二回目です。辰の刻:7時~9時
胃経に気血が集まる時。消化が盛んになり、栄養を吸収し始めます。朝食には消化が良く、エネルギーに変わりやすい食材を選んでください。
巳の刻:9時~11時
脾系が活発になる時。脾は消化吸収したものの清濁を分けて気血を生み出して巡らせます。肌肉や四肢を司るので、運動には一番効率の良い時間です。集中力も高まり、勉強や仕事もはかどる時間帯です。
親からもらった生命エネルギーである先天の精に対し、食事から体にとり入れ蓄えてゆくエネルギーである後天の精。後天の精にとって大事な脾胃を整えるのは中医治療の基本となります。
胃の張りや胃もたれには香りの良い野菜や果物を。疲れ、むくみ、軟便でしたら脾を補う山芋、鳩麦、大豆などをとり入れてみてください。
暑さ負けには麦味参顆粒や清暑益気湯、湿気負けには藿香正気散がおすすめです。
令和2年6月19日 足立よみうり掲載