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2019-04-03
2019-04-11
2019-04-11
ただでさえイライラするのに、火に油を注がないで~!!
そんな時には加味逍遙散(かみしょうようさん)を試してみてください。
中医学では、五臓六腑の中の「肝」が気血の流れを司ると考えますが、肝はストレスでその働きが乱れ、気血の滞りを起こします。
肝の気血が滞ると、気持ちが不安定になり、血行不良も起こります。イライラ、胸やお腹の張り、目の疲れ、肩こり生理痛、体重増減、便秘と下痢の繰り返し、体のつりやこわばりなどとしても現れてきます。
加味逍遙散は肝のストレスを和らげて、気血の巡りをスムーズにすることで、これらの症状を改善する処方です。
他にも、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、抑肝散(よくかんさん)、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などもあり、気になる症状によって使い分けてゆきます。
イライラは万病の元、漢方薬で穏やかな気持ちを取り戻せるかもしれません。
第53話 『イライラのくすり』
勉強しない子供、家事を手伝わない夫、姑の言動・・・ただでさえイライラするのに、火に油を注がないで~!!
そんな時には加味逍遙散(かみしょうようさん)を試してみてください。
中医学では、五臓六腑の中の「肝」が気血の流れを司ると考えますが、肝はストレスでその働きが乱れ、気血の滞りを起こします。
肝の気血が滞ると、気持ちが不安定になり、血行不良も起こります。イライラ、胸やお腹の張り、目の疲れ、肩こり生理痛、体重増減、便秘と下痢の繰り返し、体のつりやこわばりなどとしても現れてきます。
加味逍遙散は肝のストレスを和らげて、気血の巡りをスムーズにすることで、これらの症状を改善する処方です。
他にも、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、抑肝散(よくかんさん)、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などもあり、気になる症状によって使い分けてゆきます。
イライラは万病の元、漢方薬で穏やかな気持ちを取り戻せるかもしれません。