創業明治三十九年 仁生堂薬局 東京千住

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2019-04-03

朱先生の特別コラム第二話「穀雨からの養生」

穀雨からの養生

穀雨(4月20日)は春最後の節分です。穀雨のあとは、気温が速く上昇、雨量が増え始め、作物の種蒔き、成長がしやすい時期です。穀雨は「雨生百穀」の意味です。

【穀雨からの養生について】

1.湿気を除去
その時期、雨量が多く、湿気が体内にこもりやすくて、湿気と熱が結合すると、湿熱になります。すると、関節の痛みや、腰背中の痛み、喘息が起こります。こどもには扁桃腺腫れ、気管支炎、咳などが発生します。ですから、湿気に注意が必要です。

2.春の熱を抑える
衣類、食事の不当、忙しい仕事、ストレスは、春季の熱が起こる原因です。
春季の熱の症状は、鼻血、発疹、口臭、便秘、めまいなどがあります。

3. さっぱりした食事
酸味、辛いものを少な目にして、皮膚病の発生を予防しましょう。

4.甘味の食べ物で脾を補う
赤小豆、黑豆、薏苡仁、山药、冬瓜、蓮根、昆布を食べると、脾が元気になり、
湿気に影響されにくくなります。
ほかに、その日に摘んだ新茶を飲むことです。新茶の饮用は,清火、袪邪、養生、明目の効果があります。

【穀雨の养生药膳】

穀雨养生汤

清代名医吴鞠通先生の処方です。

作り方:
鸭梨(洋ナシ)半分,荸荠(クログワイ)5個,蓮根30g(或いは甘蔗(サトウキビ)50g),麦冬15g,鲜芦根(葦)15g,

水1000mlで煎じ,穀雨の日の午前9~11時と午後5~7時の间、汁500mlを飲用,氷砂糖を入れてもよい。
午前9~11時の服用は,陽気を昇提;午後5~7時の服用は,滋陰生津の効果があります。

営業時間

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