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2016-09-26
2016-11-22
2016-10-23
老若男女を問わず、体と心のバランスが変化する時期にメンタルケアはとても大切で、実は漢方薬でサポートできるケースも多いのです。
やる気が出ない、落ち込みやイライラ、不安感、お腹や脇胸部の張りや痛みなどは肝気鬱血(かんきうっけつ)と言って、気のめぐりが滞ることによる症状です。こんなときには加味逍遥散(かみしょうようさん)、柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)、開気丸(かいきがん)などを使用します。
動悸、寝汗、のぼせなどがあれば天王補心丹(てんのうほしんたん)、よく眠れずに元気が出なければ帰脾湯(きひとう)がお勧めです。とにかくイライラが止まらない時には抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)や四逆散(しぎゃくさん)が効果的で、反抗期のお子さんにもお勧め。
まずは自然の生薬でメンタルケアを始めてみてはいかがでしょうか。
足立よみうり新聞 2016年10月21日号掲載
第26話 『漢方薬でメンタルケア』
自分はウツではないか、自分が自分じゃないような感覚、感情のコントロールが出来ない、そんな事を考えたことはありませんか?老若男女を問わず、体と心のバランスが変化する時期にメンタルケアはとても大切で、実は漢方薬でサポートできるケースも多いのです。
やる気が出ない、落ち込みやイライラ、不安感、お腹や脇胸部の張りや痛みなどは肝気鬱血(かんきうっけつ)と言って、気のめぐりが滞ることによる症状です。こんなときには加味逍遥散(かみしょうようさん)、柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)、開気丸(かいきがん)などを使用します。
動悸、寝汗、のぼせなどがあれば天王補心丹(てんのうほしんたん)、よく眠れずに元気が出なければ帰脾湯(きひとう)がお勧めです。とにかくイライラが止まらない時には抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)や四逆散(しぎゃくさん)が効果的で、反抗期のお子さんにもお勧め。
まずは自然の生薬でメンタルケアを始めてみてはいかがでしょうか。
足立よみうり新聞 2016年10月21日号掲載