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2024-06-25
2024-08-06
2024-07-20
腎臓機能の指標となるクレアチニンの数値が高い場合も、補腎薬が助けになることがあります。杞菊地黄丸、知柏地黄丸、牛車腎気丸、海馬補腎丸など補腎薬の中から、体質や症状に合うものを選びます。
また、腎臓は血液を濾過する場所なので、腎臓の負担を減らすためには血液をきれいにして血流を整えることも大切で、漢方薬では丹参製剤や田七製品が使われることも多いです。
さらに、生薬の黄耆には腎機能改善効果があると報告されていますが、実際に私たちの薬局でも、補腎薬と黄耆製剤の組み合わせでクレアチニンの数値が改善されるケースがよく見られています。
令和6年7月19日 足立よみうり掲載
第118話 『腎機能・クレアチニン』
中医学には「補腎」という言葉があります。腎は生命エネルギーや免疫力、自然治癒力のような生きる力を幅広く司るとされていて、その腎の力を補うための漢方薬を補腎薬と呼び、古来より利用してきました。腎臓機能の指標となるクレアチニンの数値が高い場合も、補腎薬が助けになることがあります。杞菊地黄丸、知柏地黄丸、牛車腎気丸、海馬補腎丸など補腎薬の中から、体質や症状に合うものを選びます。
また、腎臓は血液を濾過する場所なので、腎臓の負担を減らすためには血液をきれいにして血流を整えることも大切で、漢方薬では丹参製剤や田七製品が使われることも多いです。
さらに、生薬の黄耆には腎機能改善効果があると報告されていますが、実際に私たちの薬局でも、補腎薬と黄耆製剤の組み合わせでクレアチニンの数値が改善されるケースがよく見られています。
令和6年7月19日 足立よみうり掲載