創業明治三十九年 仁生堂薬局 東京千住

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2019-11-25

第61話 『のどの違和感「梅核気」』

 のどの違和感や、何かが詰まっているような感じで、医療機関で調べてみても異常がない、というケースは多くあります。種や出来物があるように感じる方もいらっしゃいます。
こんな症状を中医学では「梅核気(ばいかくき)」と呼びます。まるで梅の種がのどに詰まっているような感覚になる症状から付いた呼び名です。
 原因は気滞痰鬱(きたいたんうつ)。ストレスによる気の滞りが脾胃の働きを低下させ、痰湿が咽中に停滞してしまう症状です。改善するには、停滞した痰湿を取り除きながら、気の巡りを良くしてあげることが必要です。
よく使われるのは半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)です。イライラやのぼせ、胸の張りなどがあれば加味逍遙散(かみしょうようさん)を併せます。
 浅眠多夢、口の粘つき、気分のモヤモヤもあれば温胆湯(うんたんとう)。
お腹の張りやガスが多いなら開気丸(かいきがん)の併用がおすすめです。
 悪い病気ではないかと悩んでいないで、ご相談ください。半夏厚朴湯でスッキリ解決するかもしれません。

PDF 190920漢方豆知識 のどの違和感「梅核気」.pdf

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