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2021-10-19
2022-01-22
2022-01-22
慢性的な疲れや加齢、免疫力の低下により足腰が弱り、寒さや雨風の影響を受けやすくなります。大気中の湿気や冷たい空気が体の中に入り込み、筋肉の動きや経絡の流れ、血液の流れを低下させ、痛みやしびれとして現れます。
体力低下や疲れの自覚があれば独活寄生湯(どっかつきせいとう)で足腰を丈夫にしながら痛みやしびれを緩和します。
肌や髪につやがなく、筋肉の引きつり、貧血傾向があれば疎経活血湯(そけいかっけつとう)できれいな血液を増やして穏やかに血行改善しながら症状を緩和します。
また、むくみや頻尿も伴う場合は牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)や至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)、胃腸が弱く体力低下が気になる場合は真武湯、六君子湯、補中益気湯などを併せてゆくと良いでしょう。
漢方薬を上手に利用できれば、寝たきりにならないための備えとしても役立つのです。
令和3年11月19日 足立よみうり掲載
第86話 『足腰の痛みやしびれ』
寒さや雨風で益々つらくなる足腰の痛みやしびれは中医学では風寒湿痹と呼ぶ症状です。慢性的な疲れや加齢、免疫力の低下により足腰が弱り、寒さや雨風の影響を受けやすくなります。大気中の湿気や冷たい空気が体の中に入り込み、筋肉の動きや経絡の流れ、血液の流れを低下させ、痛みやしびれとして現れます。
体力低下や疲れの自覚があれば独活寄生湯(どっかつきせいとう)で足腰を丈夫にしながら痛みやしびれを緩和します。
肌や髪につやがなく、筋肉の引きつり、貧血傾向があれば疎経活血湯(そけいかっけつとう)できれいな血液を増やして穏やかに血行改善しながら症状を緩和します。
また、むくみや頻尿も伴う場合は牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)や至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)、胃腸が弱く体力低下が気になる場合は真武湯、六君子湯、補中益気湯などを併せてゆくと良いでしょう。
漢方薬を上手に利用できれば、寝たきりにならないための備えとしても役立つのです。
令和3年11月19日 足立よみうり掲載